ロボットは主体性の夢をみて消えた

春くらいから始まって日曜日は朝から泥酔の日になっている。わざわざ泥酔の日にしようと決めたんでもないが日曜は例の悪名高き仏教系悪質教団の末端活動員が来るんで馬鹿馬鹿しくて飲まず相手なんか出来ないから結果的に日曜は泥酔の日になってしまった次第だ。それが5月に入った途端にパッタリ姿を見せなくなった。こりゃ当方の丁寧な反撃に心を入れ換えたかと思ったりしたが色々と調べてみたら当該教団では春や秋に3ヶ月くらいを単位にして迷惑千万な布教キャンペーンが大々的に押し進もられることになっていることが判明。つまり5月になったらヤツが全く来なくなったのは単なる期間が終了だけの話だというオチ。あの異様なまでに熱心そうに見えたT氏だったが所詮は組織の命令どおりに動く操り人形。あの見た目の熱意は実は組織の要求に何とか応えようという必死の行動の現れだったのか。自分ぢゃ何も考えられない哀れな野郎は誰かが決めた無意味な任務を遂行することで何か主体的な生き方でも手に入れた錯覚によって生まれて初めて人生の手応えらしきものを体感したのかも。これは橋かに哀れ。ロボットなら初めから主体性の有無なんか考えないのに哀
れなロボット人間と来たら常に架空の主体性を動力にして他人の要求に応え続けるのだ。表面的には極度に饒舌で自信満々なT氏だが実際に喋ってみるとコミュニケーションが苦手そうで見識も極めて狭く他人との情報交換や利害調整にも慣れていない感じの不器用な会社員に過ぎない。やたらと話にウンチクを交えたがる傾向からも普段から周囲に敬遠されているか自分より知的レベルの低い人とだけ付き合っていて一人だけの長い時間はヒマ潰しの情報収集に没頭していそうなタイプを思わせる。こんな身勝手なプロファイリングが出来上がったが見立てが正しかろうと間違っていようと特に問題ぢゃない。とにかく相手を可哀想な人間だとか決めつけて一般化でもしない限りヤツを意識から排除できない気がするのだ。しかし秋のキャンペーン期間が来たらヤツには一つだけ理解してもらいたいことがある。相手を論破することを考えるなら何よりも先に自分の話していることの意味くらいは確実に理解しておこう!