2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

ご先祖様も悪魔もいない文化史

ハロウィーンの日は古代ケルト暦の大晦日にあたるらしいから日本で言えば大晦日か正月みたいなものらしい。しかも元々は先祖の霊が人間界に帰ってくる日でもあったから言ってみれば盆と正月が一緒に来たみたいな祭だと理解できる。ついでに子どもたちの祭と…

好奇心は強いけどハロウィーンも知らない

ハロウィーンが何月何日なのかも知らない。多分まだなんだろうと思っていたら今週の平日らしい。ハロウィーンを前にした週末の渋谷ぢゃ度を越した悪ふざけや狼藉もあったとやら。中でも物騒だったのは盛り上がった群衆が走っている軽トラを止めた上に車体を…

少し威張ってただろ

ああ無事に帰ってくれてよかった。世間では人質から解放されたジャーナリスト氏の一連の言動から自己責任の問題が議論されているとや。こうした議論は毎度の流れで何かの是非論に移行してゆくんだろう。そもそも議論の元は現地に出る前に日本政府を激しい敵…

観の効き目か。作為の下から衝動が

気づけば3日くらい何も書いてなかった。もしかしたらホントに何も考えてなかったのかも知れない。デヴィ夫人の舞踏晩餐会がインチキくさいとかドラフト会議のアナウンスが妙だとか色々と高尚なことを考えていたはずなのに何かを考えていた記憶が何も残って…

開運したら判った運気の引力圏

バイオリズムを信じる人なら運気にはリズムがあると考える。また円山明弘氏を敬愛する人なら運の総和がゼロになると理解している。さらに運は徳の厚さに比例するという考え方もあるし志の高さで運気は変わると見る人もいる。でも確かに運には偏ったり凝集し…

あの事件の引き金になった単語は。

ヒイキというのは有難く頼もしいものだろうけど気にくわない相手には残酷だったりするからヒイキというのは恐ろしいものだ。好きな相手なら何をやっても大喝采するか同時に嫌いな相手が何をやろうが激怒というのがヒイキの本質だ。その話は忘れて別の話。か…

まだ正しさなんか信じている

朱子学の発想のツボを調べていたが結論として到達したのは世の中には善や悪はあるかも知れないが正しさの問題が入り込む隙間なんか全くないということだった。存在しているのは正しさの問題ぢゃなく自他の利益を助ける行動と損なう行動の区分だけだ。まぁ日…

色メガネと色メガネが是非論

ジュリーのドタキャン騒動も結局はファンから文句が出なきゃ問題にも是非論にもならない。どうせファンはヒイキの相手が何をしようと不満は言わない。しかし理由は解らないけど周りの識者や文化人も全面的にジュリーの味方だった。酷い場合だとイベント会社…

アメリカの心

アメリカぢゃプラのストローが環境破壊の主犯みたいに目の敵にされている。これが最近の日本だとレジ袋になるか。しかしレジ袋やストローを最悪の憎まれ役にする風潮がホントに科学的知見に基づくものなのかは解らない。特にストローの話は怪しい。だいたい…

神農本草経

豆三四個くらいて七転八倒の悶絶に苦しんだのに神農という中国の神様は人類のために敢えて植物や動物や鉱物の一部まで手当たり次第に食いまくってみて一日に[確か]72回も猛烈な中毒で死んでは復活しながら人間が食べても大丈夫なものを明らかにしたという…

飲まないけど二日酔いと同じだ

あ〜あTBSのビビットは街ネタ生活ネタが好きだねえ。今日も世間にゃ下世話なネタが持ちきりの話題になっているのに今日も火災の原因だの激安不動産だのとは。んなもんジックリやって頂いても真剣に見ません。もっとザックリでも不便はないです。そんな話…

地獄の底て腰が抜けるほど判った活元動の威力

七転八倒状態から抜け出した翌日は完璧に二日酔いと同一の症状に苦しんだ。そういえば地獄な一夜のを振り返ると遠い記憶の彼方から急性アルコール中毒の夜が立ち上がってきた。すると今回は飲まないのに飲み過ぎの部分だけを抜き出し体験したということにな…

七転八倒!それは地獄の一夜だった

今朝は軽い目眩がしてドタマの芯がビンビン響く。耳もプールで水が入ったときみたいになっている。みぞうちあたりにも少し痛みが残っている。これは紛れもなく昨日の夜に経験し地獄のような数時間の確かな爪痕なのだ。でも残念ながら二日酔いぢゃない。思え…

運気の磁力が強まる。

数日前に例のジコチュー中国女に出くわしたせいか運気の流れがガッタガタに狂っていたが昨日は朝から意識的にドライブ感を捉えながら暮らした。ドライブ感は簡単に立ち上がるが安定して回り出し魔術的な磁力が生まれるまでには数分から一時間くらいは必要み…

星はステルン月はマーン。蘭学初体験

今日はオランダ関連のイベントに出掛けて初めて大掛かりなオルゴルというのを間近に見た。今は一般にストリート・オルガンと呼ばれるストラート・オルゴルは高さ六尺あまりで幅は二間くらいの大きな屏風のようなもので内部に並外れて巨大な笙の笛みたいな束…

白いカウンターで往生こく

こないだ役場に行ったら色んな証明書を出さなきゃいけないわ次々と書類が出てくるわで往生こいた。ところがホントに往生したのはカウンターが白かったことだ。今なお自治体の窓口なんかのカウンターが妙に白いで困る。ケータイ・ショップや場合によれば旅行…

カルトを水平移動する

今日は物凄く寒かった。例えばインディードとか最近の面白系テレビCMは捻りなしの奇妙な行動で笑いを取るだけだから面白くない。要するに寒い。とりあえずプロテスタント系のカルト対策本を読んでみた。するとキリスト教系カルトが売りにしているエサや人…

ジャンプする

C・ユングとR・ヴィルヘルムが編集した太乙金華宗旨のドイツ語訳に寄せられたC・ユングの序文の中に引用されていた心印経の一節は汝は沈黙して朝に飛躍せよと和訳されている。どうやらユングらによるドイツ語訳でも雰囲気は同じようだ。この部分の原文は…

悪質宗教が当たり前だった時代

お宝鑑定は相変わらず出るのが金持ちばかりだから意外性ゼロで面白くない。んで急にキリスト教の話。ここんとこ色々な経緯もあってプロテスタント系のキリスト教書を激読みし爆読みする流れになった。んで片っ端から読んでみたら昭和40年代が終わるころま…

600元だけもって中国へ行った夢

夢:空港を出て両替しようとしたとき現金がないのに気づいた。おそらく持ってくるのを忘れたようだ。しかも知り合いには連絡していない。仕方なく乗客の多いバスに乗りこんだ。100元札だけは出てきたので運転手に釣り銭が出るか訊ねたら後ろの席にいた中…

やはり無情と無常は教会で痛感した。

かつて遠い遠い昔に厄介になっていたキリスト教会が改装の上リニューアル・オープンすることになって大量の宗教書が明るく無慈悲に処分される運びになったそうな。歴代の信徒が少しずつ蓄積してきた信仰上の財産も時代から取り残されニーズを失ってしまえば…

祈願は個人を超えて

祈願をさせて頂くときは自分の念とか仏様の加持力が光線のように特定の対象に働きかけるというような気持ちで祈っても通じる実感が得られかった。むしろ初めから仏様の慈悲の働きで世界全体が変わっていくのを祈った方が感応が顕れやすい気がする。それは世…

ダメージは時間差で

例えば豚にヘソを嘗められた夢を見るとかカラスが頭の上で旋回したとかと同じように特定の人物に出くわすと以降の調子が明らかに狂いだす。そうゆうことは何度も経験している。それで判ったことがある。ホントに不運を極めた人間は本人だけが悲惨を極めた人…

 敵を倒すと必ず出てくる次の敵

自分の言うことを聞いちゃくれない厄介な心の動きも観によって細かく細かく観察すると意外と楽チンに把握し先回りの対応ができる。密教の観想の中で心の毒や汚れや鬼が消えていくとこを繰り返しイメージしていくとホントに無益な心の魔境が解体されていく。…

田舎の親切は不親切より不愉快

台風の翌日は暑い。今日も朝から晴天で予想どおりべラボーに暑かった。ときに大宰治の津軽に書かれているように東北の親切は時に大迷惑になる。今日の昼も用事を済ませて外で思索を深めていると通りかかった顔見知りの東北出身のオジサンが間もなく戻ってき…

徹底的に利害を追求する孟子

宮殿の書物蔵の奥で孟子のコンパクトな本文を見つけた。やはり儒学は孟子に始まり孟子で極められる。朱子学を中心にした儒学の世界に迷い込んでみたら実は儒学が徹底的に生身の人間のリアル利害を追求する思想なんだと思えてきた。少なくとも宋代のオリジナ…