孤独の儒学と歓喜の儒学!

世の中で何のジャンルの話か最高に敬遠されて座が白けるNGネタなのかなんて考えたこともなかった。それが政治でも宗教でも野球でもなく儒学ネタだということを初めて思い知らされたのは最近の最近のことで儒学に夢中になってしまった後のかとだった。儒学なんかに掘れたばかりに知った残酷な真実!もう儒学の話を出したら相手は間違いなく無反応だ。当方は昔から相手がの振りは可能な限り積極的に貰うてリアクションするよう心がけてきた。だから今まで色んなタイプのマニアックなネタや興味のない話題を振るヤツとも会話してきた。しかし相手は自分が興味ある話をしているだけで当方を自分と同じ趣味の持ち主か何かと勘違いして盛り上がってくる。しかし驚異的話題の広い相手も自分の興味ないネタを振られた途端に決まって独特の虚脱感に満ちた無表情な顔になってしまう。何だカンだ言って大体の人間は自分のしたい話をしているだけなんだ。がったりしますねえ。だから話がホントに触れたい領域にまでは広がっていかない。ああ何という孤独。何という不公平。しかし自分でも思うのは儒学の話だけはリアルに相手の迷惑になる。こりゃ振るのを遠慮せずには
行かない。中国文学て逃げ出し東洋思想も凍りつく。
こうなりゃ儒学の専門家を探して話し相手になってもらうしかない。しかし向こうも激しく飢えていそうで怖い。んな感じで儒学の話で盛り上がれる場所は地球上には存在しないことが明らかになる!だから儒学は絶対に他人に振ってはいけない恐怖のNGねたなのだ。どうせ誰も乗ってきちゃくれないんなら今日も一人で朱子学やろうか。いや暑いから勉強はパスして浩然の気を養おう。