話せば解る!名鉄・名古屋駅

誠実に話せば解るホトトギス

4月になるとエホバの証人の方々が入れ替わり立ち代わり訪問して参ります。「記念式」という行事があるからです。本日の午前中も、ルクロンなど催眠術関係の本をガリガリ読んでおりますと、やはりエホバの証人の方が訪ねておいでになりました。普通の人はノー・サンキューでしょうが、小生はお陰さまで昔から聖書に親しんでいるし、興味本位とはいえ少しは話に付き合うことにしています。しかし、同時にエホバの証人のネタ本はガッチリ読み込んでいるせいで言いそうなことは全て予測できるので、定番の楽しくない講釈はお断りしております。だからといって、それでは申し訳ないので個人的な体験や信仰上の心がけなんかについては積極的に伺うことにしています。こんな感じで一人の人間として相手の話を聴いてみると、実はケッコー面白くて勉強になるんです。本日の方も話してみたら結構な方で、どうして神様を信じるようになったのか、何の話が心を掴んだのか色々教えてくれました。しかも嬉しいことに名古屋近郊の清須市(惜しい!)に数十年に亘って住んでいたとのことです。そうなると名古屋方面のことで聞きたい話も出て参ります。名古屋あた
りで生活されていたということは、もしや名鉄名古屋駅(かつての新名古屋駅)のホームで体験される神秘にして恐怖の現象をご存知かと思い、ついつい訊いてしまいました。「あのぉ、名鉄名古屋駅のホームって、電車に乗れなくて困りますよねー」。すると「ホントに、あそこのホーム、同じホームの色んな場所に色んな電車が止まるでしょー、乗り間違えてヘンなとこに行っちゃいますよねー」」との答えです。そうなんです、東京や大阪、たぶん福岡あたりでは決まった場所に立っていれば目当てのカテゴリーの電車が来てくれますが、あの名古屋駅の魔のホームでは、そんなのは通用しないのです。信じられない話ですが、どこのホームの、どのあたりに、どんな電車が止まるかが全く決まっていないのです。とにかく乗りたい電車かどうかはホームに入ってきた電車の行き先とカテゴリーを自ら確認しなければアウトなんです。素人が名鉄名古屋駅のホームにボヤーッと立っていたら目当ての電車には永遠に乗れなません。名古屋駅の不思議、名古屋人には不思議でも何でもない話ですが、同様に他の地方の人間には理解しがたい現実です。こんな特殊な経験を共有で
きる人に出会えたためか、聖書の話より名古屋の話で盛り上がってしまいました。ワタクシ仏教徒なんですが、本日は誠に楽しうございました。では神様のお話は別の機会ということで…。