今さらないよね!

千葉大学に初めて潜入してきました。まぁ広いわデラックスだわ。しかも学生も職員も教員も親切な人ばかりだわ。そんな千葉大学で血も凍るような一瞬を体験してきました。そのとき心の中で叫んだのは「今さらないよね!」でした。さて所感は以下通りです。 …さる木曜日に変わった講演があるってんで急に千葉県にある某千葉大学に初めて潜入することになつた。せっかく東京も通過することだし出来るだけ他の用事も済まそうかと色々考えていたが結局は寄り道もできずに新宿からキイにゃあ(黄色い)総武線に乗った。電車に乗っていると千葉市の遠さがカラダにズシリと来るのだが実は一時間少々の旅だったのが妙に不思議に思えた。千葉大学総武線の西千葉の目の前だったが門を入ったらエリアの広いこと広いこと。門の近くで通りがかりの学生に訊いてみたら丁寧に教えてくれた。しかし100メートルくらい歩いたが目当ての建物には到達しない。困っていると先ほどの学生さんが猛スピードで走ってきて建物まで同行してくれた。どうやらエビはトンチンカンなルートを歩いていたようだ。さて到着した建物に入ったら設備のデラックスなこと。あまりの
広さと豪華さと複雑さに呆然としていたが係の人が会場まで案内してくれた。ああ、なんと親切な人たちだろう。普段から千葉は無法地帯だと断じていたエビだが千葉大学ばかりは何かのチカラで見事に結界されているのかと心も揺らいだ。まぁここまでは運が好すぎた。会場に着くと入り口の前には複数の男女が固い表情で立ち尽くしている。まさに不気味。その中の一人に恐る恐る声をかけてみた。すると血も凍るような返事が返ってきた。なんと!なんと今日の講義は都合により中止というのだ。今さらないよぉ。遠くから来たで勘弁したってちょー。しかし普通なら血も凍るところだがナゼか血も凍らず腹も立たなかった。あまりのショックを受けると人の感情や思考は凍りつくというが…。まぁ関係者の創造的な提案もあり色々あったが若手研究者との問答形式による交流会という形で落ち着いた。それにしても通常は行われない問答形式を中心にした講演というのは意外にも定番な質疑応答つきの講演に比べて遥かに効果的だと気づいた。とにかく予測を超えた質問が出る。それに激発されて思いもよらないテーマが現れてくる。このダイナミックさが癖になりそうだった。時間
の関係で懇親会は途中で泣く泣く退席したが一人の研究生が駅まで送ってくれるという行き届いたサービスもあり結局のところ当日は全体的に言ってOkな一日となった。お金も時間も無駄にはならなかった。結局ついてる一日だった。う〜ん
、ついてる!