先へ先へ考えて失敗する

暑さに弱い。今年は修行の甲斐あって夜が明ければ立ち直れているが昼が近づきゃ暑さに負けてアタマもカラダも修行前の状態に戻る。忘れ物はしだすわカラダに無駄な動きが入ってくるわ。このとき心では少しでも早く目の前の課題より次々の行動に向いている。暑いんで少しでも早く先へと行きたいと気持ちが走るので返って目の前の状況への注意がザツになっていくのだ。先へ先へと考えてるとき心は目の前が現実なんて見てないし微妙なバイアスの干渉にも鈍感になる。これぢゃ困る一方だ。ところがバイアスを排除しようにも暑さのせいで肝心なドライブ感が動きださない。チクショー。さすがに夏は弱気だ。一年あまりの努力が無意味に感じられてくる。特に夜が苦しいんで修行も思索も前に進まない。この暑さの中でもペースを保てたら悪質宗教なんか腹の底からバカにしてやれるのだか今のテイタラクを見られたら逆に返り討ちに遭いそうだ。まぁリアルな悪質宗教を見てると信者たちは意外と普通に花粉症や高血圧なんかに可愛く苦しんでいたりする。人間みんな五十歩百歩のドッコイドッコイ。ここは強がりなぞ言わずに自らの問題点と正直に向き合うことにする。やは
り心は今と向き合っていた方が正しく働く。夏は夏の修行を編み出して何とか暑
すぎる毎日を乗りきりたい。しかし暑い。