罪を背負って歩いている。

なにやら若いスポーツ選手が遠征先の国で夜の変なとこに出掛けて行って変なことをしてクビになっちゃったそうな。勝利の喜びに押されて変則的な方向でハッスルしちゃったんだろうか。そうゆう国の夜の商売の人が大喜びで働いているとは思えないから選手たちの振る舞いは罪の一つに数えられても仕方ないけどホントはスポーツ選手って昔から同じような場合に同じようにハッスルしたくなって同じような振る舞いに普通に及んできたんだものと推察する。もちろん当方は夜の商売の厄介にはなってないし夜の商売の繁盛を願っているワケでもない。そして今回のハレンチな振る舞いを肯定しているものでもない。ただ物凄く心配なのは法律の万能性を信じて疑わない一部のインテリ層が法の徹底的な適用こそ善だとばかりに次々に厳しい法律や倫理規定の制定を社会に要求している状況だ。どうも法律や倫理規定によって色んな行為を禁止すれば人間の悪はホントに撲滅可能だと目出度くも本気で考えているのが現代日本のインテリたちらしい。法と正義で平穏になった地上の世界を見るついでに倫理難民だらけの危険な地下の惨状を是非とも見学しに行ってほしい。今回の騒動とは
別にして
も法律の厳正な適用や倫理規定の厳格化が実質的に人間の私的空間を極限まで狭めようとしている感じが怖い。インテリさんたちに言いたいのは怖いねはナチスや戦争だけぢゃないことと正義からこそナチスの息苦しさが生まれるということか。それから自分が倫理的に行動できるのは自分が何かの資質や条件に恵まれているせいだということも時には確認しましょう。