よっ!大臣!日本一!

桜田オリンピック・パラビック担当大臣の珍リアクションはマジ受ける。腹痛い。マジ坪ったぁ。しかし世間は桜田大臣をダメ大臣とか能無し大臣とか色々いうが憎らしいほど有能な連中や意欲ギラギラな面々がチャンスを求めて死ぬ気でデッドヒートしている中にいながら明らかに能力も図々しさもなさそな桜田氏が有力者たちから引き上げられオイシイ地位まで棚ぼた式にゲットできるんだから見方によったら羨ましい人間だ。あるいは人間世界の仕組みの不思議なのかも。しかし喋りからしてボーと生きてるようにしか見えない情けない人物が長いこと議員を続けられてきたのも不思議だけど大臣というのは余計に解らない。ここまで来たら大臣の無能ぶりに怒ったり失望したり失笑したりするよりは欲も企みも志もなくオイシイ目に遭える条件や呼吸を勉強した方が得策なのかも知れない。小さいころ親と一緒に見た不思議な映画があった。一人の弱気だが誠実な初老の庭師が偶然に出会った地域の有力者の相談にのる。庭師との会話で立ち直れた有力者は庭師を遠慮深い紳士だと勘違いし知り合いたちに次々に紹介していく。庭師は多くの人々の信頼を得ていき巨大企業の経営アド
バイザーにもなるがが政治ブローカーの陰謀に利用され頭数を揃えるためだけに議員にされてしまう。それで色々あって大臣になり巨万の富も残して庭師は死んでいく。細かいとこは覚えてないが話の概要は以上のような感じだ。ただ最後のシーンがサイコ怖かったのは死んだ庭師の棺桶を担ぎながら歩く政治ブローカーの言葉。次は誰を担ぎ上げようかな。こんなの作り話の中での出来事だと子供ながらに思っていたけど事実は映画より不思議で面白い。だからこそ実話が新たな映画の素にもなるんだろう。それにしても桜田氏が大臣になれたのが謎だ。