今年のワイドショーはフジテレビでした。

年のケツには今年のワイドショーを振り返ろう。その前に今年の怪人物を味わいたい。森友の籠池氏に紀州ドンファン氏と周辺の面々に松居一代氏に美魔女の山辺氏にボクサー山根明氏に最後の最後はミッキー・ハウスの女に桑名乃羅氏に元親方氏。もぉおお今年も楽しませて頂きました。さてさて何度も体勢を立て直しつつも劣化の一途を辿るのが朝8時以降のワイドショーだった。とにかく日テレは時間帯を問わず街ぶらに番宣にイベント情報のみに終始。TBSは生活情報とスポーツと暗いコメントで下世話ネタの軽視も甚だしい。テレ朝は言うまでもなくマクロなマクロな時事問題と強硬に挟み込む政府の悪口ばかり。超越者としてのテレ東については何も語ることはない。んでフジテレビだけは今年も正しく下世話な話題を絶妙に盛り込んでくれたので天晴れ。ただ昼のバイキングがハラスメント系に病的執着を見せたのにはゲロゲロだったが結局は今年もワイドショーはフジテレビか。ここで全体として気になったのが二点。
一つはカンニング竹山氏が各局のワイドショーに出てきて無意味な議論は終わりにしようという身も蓋もない一言で元から無意味だから意義がある談義を台無しにしていたことと二つめは貴乃花一家が神聖不可侵な存在とされ批判が絶対的タブーになっていたこと。
ついでに本年のワイドショーで注目されなかったが最も下世話な暴露はデヴィ夫人の舞踏会の内実。今年の舞踏会の主な招待客がカイヤにアンミカはマシにしても松居一大にボクシングの山根会長に鈴木奈菜。極めつけが加藤ちゃんの女房…。もう有栖川宮のイロモノ大会やサンデーJaponにも軽く勝てそうな怪しい落武者感。
これで夫人がホンモノのセレブぢゃなさそだと多くの人が感じてしまったのが痛かった。来年は各局ともに初心に帰り下世話な下世話なワイドショーの魂を取り戻して落ち目の日本を再起させてほしい。ワイドショーの蘇生復活を切に祈る。