魔神よ!頼むから連中を魔法の国に連れてってくれぇ!

最近になって他人の親切を迷惑がって拒絶する輩が激増しているようだ。どうやら他人による介入を嫌っての所業らしい。この奇怪な状況は人間関係の濃すぎるイスラム社会ぢゃ絶対に出くわさないに違いないと推察した。時々ながら人から聞いてもいたし何度か自分も遭遇している状況。これは先日の話だが60代と見えるオバサンたちが7〜8人で聖地の[神聖なる]路上で群れをなして何か話し合っている。とうやら目的地への道順がわからなくなったらしいので何か困り事ですかと声をかけた。だが何もなかったように無反応である。まっぺん探している場所を訊くと口々にダイジョーブですという答え。こうゆうことが聖地でさえ数回か起きているが面々の独特のザツな振舞いや身の周りへの配慮のなさとかオシャレとは程遠い普段着姿とかから明らかにに東京近郊のベッドタウンから出てきた輩と読めた。この気持ち悪いまでに徹底した秘密主義と閉鎖性の蔓延は何を予兆しているやら。日本人が怖がるイスラムより遥かに不気味ぢゃん。イスラム社会の感覚では人間は一様にアラーの作った世界を共有する同じ創造物だ。
少なくとも仮に敵対的ないし緊張的な関係にある者でも交渉の相手としては関わりを持つべき存在になる。先日のオバサンたちは何者なのか。安全すぎというより過保護すぎの日本社会の生ぬるい環境の中で他者との交渉能力というオトナの基本的能力まで失った社会的怪物たちだったか。おそらく通勤電車内で幼稚な動機から起こる暴力沙汰も最初から喧嘩腰で始まる近隣トラブルも交渉能力の欠落と関連してそうだ。こうゆうオトナたちは確かに増えている。かつて国語史の特訓を頼みに来たベッドタウン野郎がいた。基本的知識の程を確認するために全体的な話を始めようとしたら時間がないから用意した質問にだけ答えて下さいと言うんだ。質問のレベルからして基本も出来てない野郎だと解ったから丁寧な対応も無駄になった。万事が万事で自分の要求に効率的に対応してくれる他人ばかり求めるオトナたちを見ていると逆さにして振ってみてもオトナの知性は一粒も落ちてこない。みんな絵本の中に帰ってほしい。もう不思議な不思議なアラビアン・ナイトの魔法の国にでも閉じ込めてやるぅ。