愛知との隔絶

今年は愛知県人と一人も会えませんでした。小学校5年以来、近くに必ず愛知県人がいたせいか、今年は本当に落ち着きません。心がなごまないという感じです。自分祓いましょう関東人なのに不思議です。年末は別の問題もあってドエライ絶望的な気分で過ごしました。振り返ればただゴーゴリの悲惨な小説なんかを読んでいただけの、何もできなかった一年でした。        しかし良いことも色々ありました。春には東京のライブハウスで歌ったりしました。また、けっこう身近なところで本当に尊敬できる人にも出会えました。年の瀬になってブログなるものが書ける条件も(親身にご指導してくれた人のお陰で)一応整いました。ギリシャ正教の勉強に付き合って頂ける仲間もナゼか現れてくれました。    それから、母校の先生のご厚意で、今年も後輩の現役学生相手に内陸アジア宗教史の授業をさせて頂きました。後輩のみんなは、高校時代に何も考えずに暗記していた、あの世界史が、実は面白い世界だったことが判ったと言ってくれたのが嬉しかったです。 大学を離れても好きな勉強を本気で続けていて良かったと感じました。
高校時代は世界史が苦手でした。覚えることが多すぎて、時代のダイナミズムや世界の全体像が見えないからです。本当は、全体像が面白いのに高校ではそんなの後回しにされてしまうのです。 今夜は気持ちをチェンジするために、元気の出るいつもの一曲“盆回り”でも聴いて今年の煩悩を祓いたいと思います!何か締めくくりには“盆回り”は一番良い曲だと思っています。