…コンクリートの画像

昭和３０年代ころまで見られた道路の舗装面。コンクリートのキメはそれほど粗くはありませんが小石が混ざっているので表面はゴツゴツしています。雨上がりの日には濡れた「地」の部分は黒くなり、石の白い色が浮き上がってきます。ちょっとジンベイザメとかシーラカンスの模様を思わせます。見ようによってはシロウリガイが点々と散らばる深海の底面にも似ています。こういうコンクリート舗装は小田急線町田駅付近、高原書店へ続く道の入り口辺りにもあります。道路上で静止したまま取り残された時間の欠片です。