…華厳とホロノミクス

華厳経は今日から十地品を読みはじめています。なるほど修行へのモチベーションを絶望的に失わせるあの十行品の直後にこの章が置かれているのが嬉しい感じです。今のところ佛様が金剛蔵菩薩の頭をナデナデする箇所までですが、内容としては、一人の身の上に世界の全てのチカラが投影されていることや、一人の行動が世界全体と共振することなどが示されています。不可思議です。これはある意味ではホロノミックな世界観に近いものです。全ての部分に全体の情報が記録されているようなシステムのモデルで、例えばプリーブラムの脳のモデルなんかがその代表なようです。脳の各部分には別の全ての部分の機能が潜在的に刻み込まれているという理解のようです。 これは脳機能の可塑性あたりの理論上の根拠になりそうです。
のび太!オレ様はお前のものを取ってなんかいないんだ。無期限で借りてるだけだ!」