府中のベッソー

anesti2013-09-29

また府中のベッソーに入って参りました。ずっとシャバにいると落ち着かなくなる、そんなこともあるんです。海外に高跳び中だった仲間のM氏もベッソー入りしていて、久しぶりにボスとも顔を合わせました。シャバからは切り離されたこの空間ですが、おまけに邪魔な番人もいなけりゃ細かい規則もないという天国のようなところで三人で食って飲んでシャベって歌って夜中まで過ごしました。ええっ?何か変でしょうか。小生がいたのはご想像のアレではありません。M氏は亜細亜内陸部の勤務先から短期帰国中の仲間で大学時代にワイドショー愛好会のメンバーだた人物です。久しぶりに府中市内某所で文学の先生とも相見えて積もる話に盛り上がったというのが真実の景色です。相変わらずのマニアックにして馬鹿馬鹿しき世界に没入しておりました。最近テレビでガンガン流れていた荒井由実さんの「ひこうきぐも」。これが実は本人も自白している通りプロコルハルムの「青い影」のパクりだとか、小説のなかに出てくる女言葉なんて実際には誰も使ってない!だいたい今の女言葉に「だわ」だの「わよ」なんて付かない。むしろ今どき「わよ」とか言うのはおネエだけだとか、そ
の勢いでニセモノの方がホンモノを強烈に意識するのだとい
う話になり、挙げ句には話題もオカマやおネエの世界に入って行きました。そうそう、あの美川憲ちゃんのソックリさん、魅川憲一郎さんは声も顔も普通にに美川さんとソックリで、歌っている歌のタイトルが「かに座の男」だとか。さらに話がブッ飛んで松本清張の小説は文字どおりの死語の世界で、例えば「バー」に行くと「ママ」がいなくて「マダム」がいるとか、なんかママの店よりマダムの店の方が断然高い気がするとか。そりゃ中華料理より中国料理の方が高そうだみたいな話だろうとか。そもそも府中にはバー自体がない。あるのはスナックだけだとか…。ああだとか、こうだとか、あれとか、これとか、とにかくこんな感じな夜でした。悪いヤツらの行状とはこうゆうもんですが、この夜の流れについては続々と書いてみたい所存です。