内モ○ゴルの人たちの秘密の活動?

今年も秋のミニ・リサイタルが開けました。しかも今回は二ヵ所で、です。最初は21日の夜、ほぼモ○ゴル人に100%のイベント明けの打ち上げ会場でした。このイベント、モ○ゴル料理を売るというものでしたが、実は売上でモ○ゴル語の本をドカーンと購入して、それを密かに内モ○ゴル各地の学校図書館に寄贈しようという狙いだったんです。しかも!この人たち、欲がないというか、遠慮深いというか、イベントの初日にはそうゆう趣旨を全くアピールしなかったというのです。自分たちは黙ってバカスカ売る!そして人知れずサラリと本を送る。なんか明らかに効率が悪い方法なんですが、そうゆう謙虚な気持ちには妙に頭が下がりました。何でもカンでもアピールしたがる現代日本の怪しい空気、確かに一部のボランティア活動は歪んだ自意識や、それに基づく自己顕示欲のためなんかに利用されているのも否定できない気がします。でも今回の活動、より多くの人の理解や活動資金を集めるためにも積極的にアピールして良い!断然良い!と思いました。嬉しいことにモ○ゴル人の皆さん周りの日本人の意見を聞いて、控えめではありますが、お客様に活動の目的を
伝えるようにしたようです。こんな殊勝な心がけの人たちの宴でしたが、事情も解らず乱入したら皆さん大歓迎して下さり、そのまま勢いで飲んで食って歌うことになりました。日本の演歌が大好きなモ○ゴル人の姐さんからの「氷雨お願いしま〜す!」というリクエストで、何となく演歌系を中心にガンガン歌うことになりました。後は酒の導くままモ○ゴ○の皆さんの歌の伴奏をやったりロシア民謡のBGMをやったり、やたらと盛り上がりました。ドサクサ紛れの乱入乱行、お酒目当ての見参が明々白々という小生などを、温かく、いや熱く迎えて下さる皆さん、こちらまで心が熱くなります。そして少しだけ心が痛みました。さて、話変わって二回目のリサイタルですが、24日の夜、いつもご愛顧頂いている皆さんの前で行いました。一部の方は小生の演芸活動をライブなんてカッコ良く言って下さいますが、今回も通常通り実質上のお座敷寄席というべきものになりました。演目には定番の「ミイラの未来」「東京骸骨」「お墓はボクらのマンションだ」などに加え、新作「新宿二丁目物語」「大江戸ブラックナイト」「大阪骸骨」なんかを苦し紛れで歌いました。飲みが足りな
かったものか非常に緊張し
ました。