名古屋人なら知っている。

名古屋はええよ。みそ煮込みうどんのカップ麺バージョン。この他にも名古屋人なら知っている、あの放課の友、スガキヤのラーメンも名古屋経済圈の限定品です。これらは名古屋経済圈内のコンビニには売るほどあるのに大気圈外に一歩出たが最期、もはや誰一人としてその存在すら知らない、ナゾのカップ麺です。こうゆうローカルな存在は、方言と同様にネイティブさんには意外に意識されないもののようです。どこのコンビニでもご当地スタイルが当たり前だと誰もが信じているらしく、潜入先のコンビニで、「なんかご当地テイストのもんありませんかぁ!」とか訊ねてみても大体の店員さんの答えは常に「いえぇ、とくに…」という景色となります。それでも事実としてはローカルなオミヤになりそうなものは各地のコンビニの全国区の風景の合間に潜伏しているワケで、ネチネチ探すと必ず何かを発見できたりするものなんです。京都に潜伏していたときにも早速ビニコンに行って内偵を始めました。いつものように「なんか京都限定のもんとかありますかいなぁ」とジャブを入れてみすと敵も予想通りシラを切ります。こちらにとっては先刻想定ずみの反応なので適法にガサ
を入れます。しかし、名古屋でも静岡でも通用したデカの経験則が京都では全く通用しなかったのです。ホントに京都のビニコンは東京と全く同じだったのです。同じといえは、よく世間ではエスカレータで歩かない人は関東のばあい左側に立つのに関西では右側になるとか言いますが。なんとJR東海道本線の京都駅だけはエスカレータの左側に人が立っていました。今でも同じでしょうか。気になります。