キラキラのキラ

お前にもキラキラネームだホトトギス!。


やはり気になります。悲惨な殺され方で短い一生を終わる子供たち、その名前からは、その生活空間や親の生活歴まで機械的に想像されてしまいます。まさに呉智英占いです。ときに頭に引っ掛かって離れないことが一つあります。男の子の不思議なキラキラネーム。リクとかサクとかレンとかカイとか(いずれも画数の多い当て字が当てられる)には何か起源めいたものでもあるのか。女の子のキラキラネームは基本的に意味よりカワイイ感じの音感が優先されているようなので、アニメ志向とか洋物志向とかの傾向は存在しそうですが、特に意味については考えなくても、なんとなく感じだけは理解できます。しかし、サクやレンは傾向が違う感じです。おそらく何かのマンガかドラマあたりに起源が求められるのでしょうが、キャラを知らない悲しさか、音感からはイメージが全く掴めません。少なくてもジャイアンや翔やカイトやキラみたいな精悍(せいかん)な感じは伝わりません。強いて推察すれば優しい感じということになるかも知れません。しかし、小生の個人的な感覚では、これらの男の子向けキラキラネームには病的な大人しさとか小動物的従順さ
みたいなイメージしか感じません。なんか主体性の薄い感じ。自分からは動かない感じ、声をかけても返事とかしない感じ。まあ名前の音感からナゼそうゆうイメージを受けとるのか自体が大日本言霊学の膨大な知識でも導入しなければ解決できそうもないナゾですが、それは措いといて直感的音感も意味も不明な男の子向けキラキラネーム群には時代の不気味ささえ予感してしまうのです。こんな名前のオッサンがウヨウヨしている日本には背筋が凍ります。