外にいる。

お祭りにゃウチで飲まそうホトトギス
今日だけは休んでいいぞホトトギス
カラオケにアタマ壊れるホトトギス

昨日はお祭りということで気づけば気持ちが心地よく浮き立ってまいりました。午前中の雨が幸いして魔法のように涼しい風が歩きだした町の商店街を小規模というほかないパレードがユルユルと通るころには、町は長らく失われていた賑わいを一時的に取り戻しました。お祭りというのはいいですねぇ。昼間から往来で飲んだり食べたり声をかけあったりできる、それだけで道行く人たち誰もが普段より良い人に見えてきたりします。これがホントの姿なんだな、そうゆう心にもなります。お祭りのパレードとともに目の前に現れた情景は特別な非日常の光景というよりも、確かに記憶に残っている昭和の時代の日常風景に似ていました。人が普通に外にいる、普通に声がかかる、そうゆう昭和な日常を呼び出すのが今やお祭りの基本的作用になっているのだと改めて感じました。さて、パレードが通ってしまい、裏通りに集まっていた町の人たちも思い思いの方向に歩きだすと、夕暮れが町全体を青みがかった色に変えていきました。夜になると花火が上がり霧雨が止み、9時をすぎても街灯が飛び飛びに光る通りには人の姿があるのでした。さて小生もお祭りの特殊な空気に押されて昨
夜は飲み屋さんのドアの前に立ちました。