神降ろし一筋!怪しい季節。

久しぶりのお邪魔でございますぅ。夏ころから何やら不思議、やることなすことビンとこないわパッとしないわ、で引っ込んでおりました。それなのにナゼか神降ろしだけは以前より遥かに上手くいくので、こりゃ神々の世界からの指令が下ったものと諦めて、夏から秋は神降ろし一筋の季節となりました。現代社会ではイロモノ扱いと解っているだけに肩身も狭い神降ろし、しかし開き直って厳修してみると色々なことが明らかになります。特に精神医学や深層心理や身体技法といった立場からの現代的理解も少しなら出来てきます。それに正しい作法での神降ろしは自律訓練並みに身体によいんです。そんなワケですがは怪しいモノを安全な形でお客様にお届けする!、というのが小生の強みと心得ております。ここは野次馬根性旺盛の諸兄の度量に期待しつつ、しばらくは神降ろしのネタを無理矢理にブッ放すことに致しましょう。さあて神降ろしをやるとどうなるかの話しを!少なくとも小生個人の体験からすれば、神降ろしの最中には意識がボヤける一方で感覚は冴えてゆきます。よく奄美や沖縄のユタ(あるいはユタ神)は神霊の降臨したときに風を感じるとか言われ
るようです。確かに神降ろし中には室内の空気の微妙な揺らぎ
が感知されることがありました。このときの感覚が本当に空気の運動の結果なのかは措いといても、神降ろしをしていると人体が弱い風を受けたときと似ている身体感覚が現れるといのは間違いなさそうです。次に神降ろしのときに起きることで面白いのは「連想のジャンプ」とでも呼びたい不思議な現象です。空想好きな人間なら誰でも解ると思いますが、空想を楽しんでいると次々に湧き起こる普通の連想は基本的に互いの関連性が理解できるものですが、神降ろし中は元々何も空想しないのに全く予想しなかった記憶やイメージが現れます。その後は特に関連性のなさそうな事柄が次々に思い浮かびます。もちろん空想や連想でも一種の「ジャンプ」が起こりますが、それらは一連の連想内容から二次的に連想されたもので、関連性は辿ることができます。これに対して神降ろし中の「連想」は極めて無原則で、例えば岡山県に意識を向けていると突如として1950年代、在日朝鮮人、寒気といバラバラの観念群が現れます。何なんでしょうねぇ。まぁ一つだけ確実に言えることは世間の「霊能者」という人たちも、こうした散発的な観念群を見ているということです。おそらく霊能
者もアタマに浮かぶバラバラ観念をヒントに何かを言っているものと推察されます。さて神降ろしとは一体どうゆう現象なのか、単なる原始的催眠状態なのか!それとも何らかの超心理学的現象なのか!色々いりますが話の続きは次回あたりに!