趣味が悪い

このごろは噂が立たぬホトトギス!手始めにニュースになろうホトトギス!平和賞資格はあるぞホトトギス!流行るなら手段選ばぬホトトギス

新語・流行語大賞。毎度の話ですが選考委員の趣味の悪さが気に障るのです。いつもいつも明らかに流行していた言葉を軽く押し退けてノミネートされてくる新語とも流行語とも言いがたい怪しげな言葉たちなんかからは、ただ何やら選考委員たちの業界ボケみたいなものが感じられるだけです。特にマスコミを賑わしたような単語だと機械的に大賞にノミネートされていくのなんざぁ、もう愚の極み!しかしそれ以上にナゾめいているのはニュースで話題沸騰とも言えないようなナゾのノミネートです。例えばミドリムシ!ええっ?、そんなん流行ったっけ!?それとも世間に疎い小生が知らないうちに流行ってたの!?いやあ、森の愉快な仲間たちとの愉快な会話
のネタになったという記憶は全くありません。いやいや、むしろミドリムシの話は小生の大好きなネタですから小生の方から各所で振っていましたが、反応というのは他のマニアックネタと同じく無惨にして哀れ極まるものでした。おかしい、いくら新語・流行語大賞のノミネート基準に不可解な部分が濃厚にあるといっても全く話題に上らなかったのは妙だ。ミドリムシベンチャー企業ユーグレナが新しい培養液を開発したことにより初めて大量培養が現実化し、完全栄養食や新しい燃料となるミドリムシオイルなどが大量生産できるようになりました。しかもヤツらが消費者するのは邪魔な邪魔なCo2と今のところ無尽蔵の太陽光だけ!つまり何も食わずにCo2を吸収したついでに酸素も出してくれた上に栄養やエネルギーまで作り出してくれるという凄いヤツなんですから街の話題の中心になっても当然なようなもんですが、それなのに特に注目を集めたなんて噂を耳にしたことは一だってありません。いやはや、ミドリムシ様、大好きなんでノミネートは嬉しいんですが、なんでノミネートされたものやら!もしや一般労働人民の生活からは遥か遠く隔たった大手広告業界
マスコミ関係者の間ではミドリムシの噂でモチキリたったとか!?