ワイン祭り ヨーグルトとセメダインの激突

ホトトギス今夜は酔ってホーホケキョ
最後には酒のチカラかホトトギス
気が付けば横に見知らぬホトトギス

年の暮れは時間の流れが速くなるのが実感されるのです。もう10日も経ってしまったかぁ!と振り返るのは東京府中市内某所にあるナゾの施設の一室で秘密裏に開かれる秋の府中ワイン祭りでした。この府中ワイン祭りが過ぎると今年も終わりなんだという景色が見えはじめます。特に今年のワイン祭りは文字通り飲み物は全てワイン。今回の趣向としてはボジョレーの飲み比べで、昨年のボジョレーと今年のボジョレーを並べて色々と遊んでみました。しかし今年のボジョレーはボジョレー・ヌーボーですか、もはやヌーボー(新酒)ではない去年のヤツはボジョレー・ヴェウーということになります。まず単純に ヌーボーとヴェウーとどっちがマイウ〜かを比べ、ついでヌーボーかヴェウーの飲み当て、となりました。小生も飲み当てに挑戦してみました。う〜む、最初に回ってきた紙コップから立ち上るのは何やらヨーグルトのような匂い。こりゃマイウ〜。次のヤツはというと何やらセメダインの匂い。これもマイウ〜。もしやヨーグルトは発酵が進んだ匂い。するとセメダインは揮発性の強い芳香性化合物の匂い。そんな推理も成り立ちそうですが、とにく小
生は
当てズッポーにセメダインの方をヌーボーと見立てました。結果は当たり組の仲間入りとなりました。見事に当たったことでは小生も尊敬されましたが、セメダインの匂いなどというゲスな表現の方の評判は当然ながら最悪でした。大体ワインの印象なんざぁ、「枯れ葉」だの「コーヒー」だの「春の森」だのとヤケにノーブルな言葉で表現されるもんですが、小生には無理です。他のワインも「どんぐり」みてえな匂いがしてきます。こんな展開から今度は本当にセメダインの匂いがするかを全員で検証しようという流れになりましたが、いやいや誰の鼻もセメダインの臭気なんぞはキャッチされませんでした。いやあ、それでもヨーグルトの方は一部の仲間にも認められたので少し安心いたしました。あれからワイン当ての修行でもしようかとヘンなイタズラ心が起きてきましたが、まず言葉のセンスがない。やっぱり無理です。