開運前夜の悪夢。

怖いよ怖いよぉ:このごろナゼか開運モードに入ったようで転んでも必ず元は取って帰れるので何をやっても骨折り損に終わることが少なくなっております。ちょっと前まで踏んだりーの蹴ったりーのな日々だっただけに自分の身の回りで何が起きているのか理解できていません。まさに昨年の秋あたりは尋常ぢゃなかった…。では恐かった当時の状況とは。 …昨年9月くらいから何かの祟りとしか思えない不祥な出来事が次々と発生した。テレビの御臨終に続いて愛用のカラス丸(黒い拡大鏡)の屋外で紛失、現金(相当額)の紛失、カナブン丸(緑に輝くケータイ)の度重なる誤作動、歯の被せものの突然の離脱(しかも休診日と連結した連休にだ!)、愛機赤ひょうたん丸(ギター)の部品の不具合、もひとつダメ押しで緋鯉丸(真っ赤な掃除機)の突然死!もちろん当時は集中力が極度に落ちていたのも確かだが一連の出来事の全てが不注意だけでは説明も納得もしにくい話だ。こうなると何かの超自然的チカラとやらの介在なんかを真剣に疑わざるを得なくなる。確かに変な心当たりはある。事もあろうに9月頃
に思いつきで取り扱い注意で有名な一字金輪真言を唱えてみたのは間違いない
。しかし情けないかな。興味津々な状況ながら奇怪なチカラの渦中に投げ込まれている身としては超自然システムの解明どころではない。とりあえず人間らしく虚脱状態に入ってゆくしかなかった。それでも仕方ないから一字金輪は封印した上で仏前の勤行に普段より気合いを入れ一つ一つの問題を現実的に解決すべく動きたした。歯医者では改めて治療をうけ、二代目カラス丸は人にお願いして色々探し求め、ケータイの青カナブンは使用をセーブしつつ機能を温存した。ギターの赤ひょうたん丸のペグと呼ばれる部品は東京の老舗専門店に問い合わせ最後に掃除機はキレイに諦めてテレビは無理矢理どうにか買い換え後は全てを仏様に丸投げした。11月22日には探して頂いていた二代目の拡大鏡のカラス丸を都内で受け取り、翌23日の夕方には専門店さんの特別の計らいでギターの部品を当日のうちに交換して頂いた。しかも費用は1000円。その辺りから一気に開運モードが開きだした。神田の古本屋に行くと探していた唯識学と天台学の本の激安なヤツが一発で見つかった。おまけに赤ひょうたん丸については部品も弦も交換してもらった上にボディまでツヤツヤに磨い
てもらえたので前より状態も良好となったのだから文字通り災い転じて何とやらの景色だ。あ〜あ大変だった。でも仏様!そして助けて下さった皆様!ありがとうございます。やっぱり開運のツボは楽観的な問題解決のようです。それにしても昨年の悪夢は思い出しても寒気がする。怖いよ怖いよぉ!