ようこそ闇カジノへ

ねえ遼太郎青年!ご貴殿はウソついてたでしょ! カジノ解禁やらゲーノー人の闇カジノ通いやらと今年は時々カジノが話題になった。遊び好きの二世タレントだったらカネもありそうだしマカオやソウルでホンモノのカジノで豪遊すればいいものを敢えて危険を冒してまで都内の違法カジノに出入りするとは何か然るべき理由があるとしか思えない。むしろソウルあたりのホンモノのカジノだったら健全な雰囲気のなかで一回1000円くらいから遊べるはずだが違法カジノでは基本の掛け金は1000円では済まないと思う。しかも海外のカジノの客は豪快な大富豪ばかり。それなのに怪しい面々も集う闇カジノを目指すとは解せない。そもそも闇カジノの入場には高いハードルがある。かつて押さえきれない好奇心に巻けて一度だけ某地方のリアルな闇カジノを見に行ったことがある。そこは特殊なアプローチを主体的に試みない限り絶対に近づけない仕組みになっている。しかも案内人は会話の中で客がホントにカジノ通なのかを確かめる。だから潜入するには相当の予備知識と勇気が必要で知らず知らずのうちに迷い込むなんで根本的に不可能だと結論される。闇カジノは繁華街に
近いマンションにあった。エレベータに搭りドアが
開くと目の前に鉄の扉が。スタッフの手で開かれた扉の先には広い部屋があり本格的なラシャ張りの卓が並んでいる。バーテンみたいな風体のスタッフに平凡なサラリーマン風の客たち。今日は見物と言って早々に退散しようとしたが遊んでいかないと帰れないとか言われそうで恐ろしかった。しかし運よく無事に退却。これ以上の詳しい話はできない。書いているうちに当夜の恐怖心も蘇る。帰りにはフーゾクに誘うキャッチさんが絶え間なく声をかけてくる。こんな状況を脱するのにも盛り場なりの魔法の対応が必要だった。これも実は事前のレクを受けてきていた。その方法は(怖くて)明かせないが「今○○○で○っちゃって」的な言葉だ。もちろん「マクドで食ってきた」ぢゃないが実際に物凄い効果だった。これで帰還も叶ったが二世タレントの言い訳が明らかに怪しいことが判るだろう。恐いとこには行かないようにしましょう。