初夢は寝小便

三賀日は読書と修法と酒で過ごした。2日の初夢は確か3本立てだったが記憶しているのは1本のみで舞台は神田の仏教書専門店の前だった。いつもなら屋外に出た書棚にも仏教書がズラリ並ぶところが今回だけは映画関係やら漫画評論やらタレント本やら裏事情的な本やら妙な本ばかり。店主も別人という景色だ。おかしいなぁと思いながら店の奥まで見てみたが目当ての本もなく珍妙な本の数々に関心は寄せながらも途方に暮れている…という夢。ユング風な解釈なら仏教書ばかり読まないで別の広い世界に関心を持ちなさい!という警告湯夢になるかも知れない。フロイトだったら本の象徴的な意味は…。その夢の後に便所にいく夢を見ながら目を覚ましたがホントに便所にいきたくなっていた。寒さと眠気に耐えかねて寝なおしたのが運の尽きか。リアルな世界では寝床で小便こいていた。そう言えば前日のこと十数年前に一度だけ寝小便をやらかした記憶がナゼなのか十数年ぶりに蘇ってきた。ここ二日間は年明け早々に再び例の妙な出来事が起こりはじめた。落ちているはずのないCDが一枚だけ床の上にあり不覚にも踏んでしまうわ机の上に置いてあった昭和10年代出版の貴
重な本が勝手に落下してページの一部を損傷するわ。こうゆうことが起きるのは意識が極度にザツになっている場合に限ることは去年のうちに痛いほど確認できていたので痛いほど反省した。だいたい意識がザツになるのは今なお自分の行動のなかに複数の作為的動機が混在しているためだろう。損害よりも未処理な衝動や悪計や虚栄心が心の奥底にウヨウヨと潜んでいたことに愕然。さて今年は去年より無事で行けるやら。