センターを目指したころ。

あのセンター試験の季節でございます。あのデカくて黄色い封筒や会場入り口で待ち受けていた学習塾のスタッフの姿やら試験開始直前の心細さやらが今なおリアルに蘇って参ります。でも試験が終わり自分の無力さを思い知った後なのに帰り道では心が異様に軽かったのを覚えております。確か試験の数日前からは天気のことばかり気になっていました。この極めて短い時期だけは受験生は他人に思えなくなる!実際には今の受験生の気持ちは解らないけど見えないはずの人の心に指先が届きそうな気分になる。