サボったアカンでぇ。

正直に言うと時々修法のとき作法を間違える。んならヤメときぃ昔やったら地獄行きの話やでぇと厳しく叱責されそうだが当面は前向きに考えさせて頂きたい。ひとまず発生が確実に予測できるリスクを予想して常に大金剛輪真言を唱えて体勢の挽回を試みている。…のうまくしっちりやぁ…。どうやら作法の間違い方にはパターンがあって大体において作法の一つを飛ばしたり順序を間違えたりする形になる。しかも間違えるときの条件も解っている。ケツカッチン(次の予定が迫っている状態)でシャク(時間)が足りないときや前が押していて巻きが入る(焦っている)ときなんかだ。こうゆうときは必ず修法に入る前の雰囲気作りも物凄くザツになっている。逆に忙しいときでも始めに丁寧な雰囲気作りが出来ると何かにガイドされるように修法が進んでゆく。改めて最初の雰囲気の大切を痛感する。当方の雰囲気作りは世界全体を見渡し意識を世界に行き渡らせ如来様の加持力が世界じゅうに届くよう願い利他行として修法を始めるという形になっている。伝統的に正しいかは不安だが確かに結果が違う。ホントに逆もまた真なりだ。