アメーバ的な浮遊感?

両足の裏の感覚を意識しながら両肩で身体のバランス感を調整しながら動いていると突如として全身が変な快楽に入ってしまった。何だこりゃ!感覚としては腕の筋肉を生理学で言うトーヌス(トーナス)状態にコントロールしたときの感じに似ている。それが全身レベルで起こっているという景色なんだか逆に表現が分かりにくい。より具体的に言うと目からは色んな情報が入っているのだが身体は空中で無重力のように浮いている感じになり前後左右上下の感覚が薄れている。言わば宇宙遊泳しながら何かの動画を見ているような世界。あるいは身体各部の区別が薄れて全身が一つの感覚になったような。もしやアメーバの生活実感とか生物の原始的な身体感覚とか。それは長く継続されない代わりに何度も波状攻撃的に現れて極めて気持ちいい。この感覚って座禅のときの浮遊感そのものぢゃないのさ。試しに姿勢を整い自重の感覚と下からの反発力とが釣り合うようになると確かに全身がトーヌス化した状態になる。これだと長時間の座禅で得られる特異な浮遊感が一発て現れるばかりか長く体験できた。ここからカラダを普通のモードに戻すと感覚も一発で消えてしまう
。何の役に立つやら解らないが面白いから時々やってみる。