貴乃花親方も皆さんも甘い言葉に御用心。

「弟子が暴力を振るったけど翌日に公表した貴乃花は他の相撲部屋と違う」!「貴乃花部屋でさえ暴力事件が起きるんだから他の部屋の酷さが想像できる」「支度部屋での暴力を他の相撲取りが黙って見ていたのは相撲界で暴力が日常化している証拠だ」。「貴乃花の場合と白鵬の暴力を同じに論じるようなことがあってはならない」「ブーメラン効果とか言う人は事件の本質が解ってない」。「貴乃花親方が協会に謝ったのが残念だ。正しい主張をしてるんだから信念を貫いて戦い続けてほしい」。「会議に呼び足すのは集団リンチと同じだ」…。もぉおお。インテリって連中わぁ。巧みな強弁で人心を自在に操るインテリが憎いのよ!連中の代表的な手口というのは自分の気にくわない人間を巧みに悪者にして悪者と対立している人間を何が何でも善玉に仕立てちゃうとこか。しかしインテリの甘い言葉にゃ気を付けよう!連中は戦う本人に味方しているんぢゃない。連中は本人が悪と戦うのに疲れたり考えを変えた途端に手のひらを返したように不満を表明するのだ。なぜならインテリ連中が大切にしているのは生身の人間ではなく特定の価値観だからだ!世の中は大体が善悪がドッコ
イドッコイの世界なのだ。インテリは不正行為を憎む。でも現実には悪い了見がなくても誰かを救うために不正行為を行っているしインテリそのものが不正行為をしないでも生きていける良好な環境に身を置けるのも自分の死活を心配せずにノンキに正論を振り回せるのも世の中の誰かが陰で裏工作をして世界の平和を作っていてくれるからだ。世間が安泰なのも裏工作と現場の知恵があるからなのだね。今より遥かに理不尽な決まりが多かった江戸時代には正義を振り回す側も目こぼしの効用を知っていた。あの封建的時代は今より愚かで劣っていた社会だと言えるだろうか。しかし今のインテリはホントにインテリなのかも疑問だ。ただ自分の価値観に照らして善だ悪だと言うだけの人間は実は似非インテリに近い。似非インテリは初めから言いたいことが決まっている。法律が身の安全を守ってくれるから状況が変化しても色んな論理を駆使して立場を死守する。ホントのインテリは特定の価値観ではなく生身の人間に奉仕できる人間だと思う。世間には人間の行為に法律の条文を照らして人間を善だ悪だと品評する弁ちゃんや苦しむ患者をテキトーに裁いて給料だけは丸々頂こうなん
て了簡のドクターは知識分子の列には入れたくないし生意気にコメントする資格もないよな気がする。まぁ街のオバチャンと同じ資格でなら似非インテリがコメントするのは問題ないか。