開運モードを破壊しる大都会のノイズ

ああ昨日は楽しかったが都会には疲れた。今朝は暑くもないのにグロツキィ。帝都では前回のように全てが好都合に運ばなず時間的な無駄も多く体力も精神力も極度に消耗した。それもこれも新宿南口改札を出た途端に騒音と無秩序さに刺激されて動きだした一種のパニック・モードを制御できなかったことに起因するようだ。こんな状態になると確かに目の調子も判断力も動作も勘も悪くなる。神田でも探している本も意外な掘り出し物も全く見つからないし道行く人間は当ってくるし何度も赤信号に引っ掛かるし全てに腹が立ってくるし。もう仕方なく新宿にバックする前に冷房ギンギンな馴染みの店で手頃な儒学の本を買った。これぢゃダメだとモードの修正を試みてみると見事に状況が変わりだし是非とも読みたかいと願っていた日本永代蔵が向こうから出てくるように都合よく見つかった。しかも激安。それから新宿南口の某ビルに例のCDを受け取りにいこうとしたが場所が解らなくて困った。ところがダメ元でM氏に電話で聞いてみたら偶然にも問題のビルをよく知っていて一発で場所が判明して何とか目当ての書店に辿りつけた。さて次第に全てが都合よく回り始めたかと思
ったが幸福の絶頂でCDを受け取ってカネを払おうとしたら財布がないぞ。店の人にも迷惑をかけて心当たりを探し回ったが見つからない。絶望の中で改めてズタ袋を調べたら無事発見。どうやらズボンのポケットから袋の中に落ちたようだ。ふぅう〜ぅ。れでM氏とO先生との飲みに望んだ次第だがカラタは嘘をつかない。先刻からの疲れが抜けてなかったせいか飲み屋の尋常ぢゃない騒音に負けてワイドショー話どころぢゃなくなってしまった。それでも立ち直ろうと勤めた甲斐もありケツは盛り上がって聖地にも余裕帰還できた。やっと開運モードが回復したものか新宿から座れた上に聖地最寄り駅から宮殿まで歩く間は雨が首尾よく止まっていた。反省:せっかく確立できた開運モードを簡単に揺るがないレベルに。