嫌われたもんだわ

弱い立場の選手ばかりか池谷氏や森末氏といった体操界の大御所までがボロカスにいう塚原夫妻とは何者だったのか。好き放題に権勢を振るった末に権力の絶頂に立ちながら自分たちが誰からも嫌われていたことを今さらに思い知ることになるという形にはなっているが今回の騒動の背景には体操界の勢力争いというオトナの力学が働いているとも言われる。そりゃ謎めいたボスの弁明なんかよりは好感度もタレント性高い森末氏や池谷氏の言葉の方を世間が信用しやすいだろうから塚原夫妻は部が悪い。ホントに悪い人たちだったとしても部が悪いのに変わりはない。ただミヤネヤが指摘しているように今回ばかりは状況が捻れに捻れていて局によって誰を悪者にするかが分かれいるという有り様。もしや塚原夫妻というのは人が良すぎて周囲の空気が読めないだけのかもしれないなんて解釈まで成り立ちそうな勢いだ。実際に世の中には迷惑な善人というのがワンサカいるが大抵は肝心なときに部が悪くなる。そうゆうノンキで鈍感な善人はヨイショも噂も告げ口も鵜呑みみにしちゃう。だから自分に対する尊敬や信頼の真贋も見極められないばかりか偽物の尊敬や信頼の方が気持ちいい
から大好きと来ている。こうゆう人は悪人というより徳の薄い人だ。徳が薄いと善意も親切新も片っ端から裏目に出て最後は味方に逃げられるという情けない結末を迎えたりするもんだ。まぁゲーノー関係を含めて今のジャーナリズムは法や倫理は論じても徳なんて元々問題にゃあしないか。