色メガネと色メガネが是非論

ジュリーのドタキャン騒動も結局はファンから文句が出なきゃ問題にも是非論にもならない。どうせファンはヒイキの相手が何をしようと不満は言わない。しかし理由は解らないけど周りの識者や文化人も全面的にジュリーの味方だった。酷い場合だとイベント会社が悪いやら謝るところまで追い込まれたジュリーに同情するなんて意見まで出された。だから今の空気の中ぢゃ外野は何も言えない。もちろんジュリー特有の誠実な真意はインタビューから伝わってくるがビジネス上の責任問題の方は美学や哲学とは無関係に動いている。その前にファンや文化人や芸能人といった特殊な価値観の持ち主たちが展開する是非論ビジネスの責任問題が完全に抜け落ちている。そもそも今回の騒動で論議されてる問題の本質はビジネス上の責任問題だったのか芸人の倫理の問題だったのかが解らない。とは言っても全員が色メガネの議論なんかは相手に出来ない。