平野レミと森泉は同系統:そうとも言える。

ちょうど平野レミ系キャラのことを考えてみた直後にフジテレビの久保みねヒャダで物真似的には森泉の近くには平野レミがいるという話が出た。もう結構なタイミングで。確かにレミちゃん→亜土ちゃんの系譜の末端に森泉がいるのを忘れていたのは極めて不覚。代わりに和歌子姐さんやらを出してしまったのも首尾が悪い。しかし言い訳がましいが森泉の存在感を忘れたには忘れただけの訳もある。ホントに言い訳がましいがホントに森泉が思い浮かばなかったのは森泉にはレミちゃん亜土ちゃんと決定的に違う要素が何かあるのからだった。確かにレミちゃんに至っては平野威馬雄氏の御令嬢。おフランス語の天才でお化けを守る会のリーダーでもあり華やかな人脈をもつ超一流文化人だった平野威馬雄氏の御令嬢となればファッション界では名を知らぬものなき森家の御令嬢には負けてない。でもレミちゃんにはあるが森泉にはないものは何かがある。それは何と言うべきか。隙というか緩さというか独特の子どもらしさ。もしくは天心さ。あるいは無邪気さ!。悪く言ったらバカさ。確かに森泉の言葉の端々には普通の意味での利口さとか威圧感とか威張った感じも見え隠れする。
そこには残念ながら強い立場の人間に特有な悪魔の振舞いも微妙に顔を覗かせたりする。その点ではレミちゃんの系譜にありそうな面々には一種の計算ずくや企みや強がりみたいなもんが微塵も見えない。要するに善意の塊。さすが天真爛漫な森泉様でもレミちゃん系を前にしたら激しく見劣りがするという予感には異論も出ないだろう。どうも現代人は利口さを捨てられない。バカと言われるのを避けたがるし自然に自分を利口に見せようとしてしまう。。だから無邪気でいるのも相当に高いレベルの才能になっているかも。どうせ国中が裸の王様なんですよ。ホントは利口になんか見せなくても大丈夫なんですけよね。